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世界の面白いを表彰する裏のノーベル賞!科学には笑いも必要だ!

こんにちは。

株式会社UCHIAGEの企画担当です。

 

 

皆様は、イグ・ノーベル賞をご存知でしょうか。

ノーベル賞が表なら、イグ・ノーベル賞は裏。

「人々をまず笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に贈られる賞です。

授賞式は毎年秋にハーバード大学のサンダースシアター(大講堂)であり、世界的に話題となります。

 

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 イグ・ノーベル賞とは?

イグ・ノーベル賞は1991年にマーク・エイブラハムズによって創設されました。

「人々をまず笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に贈られる賞です。
ある意味「誰もマネできない、そしてマネすべきではない研究」に贈られています。

 

2018年までに日本人研究者が12年連続で受賞していて、今年は、日本から堀内郎先生(昭和伊南総合病院)が医学教育賞を授賞しました。

授賞理由は「座った姿勢で大腸の内視鏡検査を行うと苦痛が少ないことを自ら実証したことに対して」だそうです。

 
東京都港区三田にある慶応義塾大学の上村佳考准教授も「オスメス逆転の虫」という研究で、共同受賞されました。

 

www.keio.ac.jp

 

イグ・ノーベル賞のユーモアあふれる授賞式とは?

授賞式は、ハーバード大学内で行われます。授賞式のオープニングでは、全員が紙飛行機をつくり、舞台に立った的(人)にめがけて投げるのが通例です。

受賞者の旅費、滞在費用は自己負担で、授与されるトロフィーも毎年スタッフお手製のユーモアたっぷりな珍作品となっています。

 

各受賞者は60秒間のスピーチを行いますが、スピーチは「笑いを取ること」が要求されます。スピーチが制限時間を超えた場合、ミス・スウィーティー・プーと言う8歳の女の子が登場し「もうやめて、飽きちゃったわ!」を連呼しスピーチを終わらすと言う画期的な方法が導入されています。

ノーベル賞受賞者ハーバード大学の高名な教授も参加して表彰を手伝い、受賞式の席にはプレミアがつくと言われています。

 

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過去の日本人の受賞

・ウシの排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出する研究をした功績(化学賞)

バウリンガル:イヌ語を翻訳する機械のこと(平和賞)

・床に置かれたバナナの皮を、人間が踏んだときの摩擦の大きさ(物理学賞)

・前かがみになって股の間から後ろ方向にものを見ると、実際より小さく見えるまた覗き効果(医学賞)

など、これまでに24組の日本人研究者が受賞しています。

 

まとめ

科学の発展には笑いも必要だと言う発想が面白いです。

受賞研究の内容を見ると、なぜこのような研究に最高の頭脳が使われたのか?と笑ってしまう内容ばかりです。まさしく、発想も研究内容も天才!

 

研究費が少ないイメージの日本で、多くの研究者が受賞しているのが意外でした。

変人・奇人と呼ばれることが、研究者の中での褒め言葉にあたるそうです。なぜなら、他者と違うことが、自分の強みになるからだそうです。

 

自分の感覚や強みを磨いて、自分ならではの何かを形に出来ると面白いのかもしれません。笑いは科学の発達に寄与し、世界を幸せにするのかもしれませんね。

 

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